2019年02月04日
お知らせ
藤枝営業所通信 『廃棄物の適正処理』
環境省が2019年1月11日に行った発表で、2017年度に全国で新たに見つかった産業廃棄物の不法投棄件数は前年度より32件多く163件に上り、不法投棄量は前年度比8378トンも多く3万5716トンに上ったことが明らかになりました。
このデータに対し環境省の担当者は「ここ数年は、全体としては減少傾向にあるが、自治体などが監視を強化したため発覚した事案が多かったようだ」と話していたとのことです。監視強化による発覚が増えた=眠っていた案件が多かったということですが、それだけでなく不法投棄の件数自体が単純増加した可能性も否定は出来ません。
排出事業者は自ら排出した廃棄物を適正に処理をする責任がありますので、委託を行う場合は信頼に値する運搬業者、処理業者を選定することが重要になります。例えば排出事業者が処理を委託した業者が、何らかの理由で廃棄物を不法投棄した場合、その業者に罰則が科せられたり、事業の停止や許可の取り消しを受けたりするのはもちろんですが、処理を委託した排出事業者にも廃棄物の撤去指導等の行政処分が行われます。そういったリスクを考慮に入れる必要があるのです。
弊社リサイクルクリーンは、遵法の精神のもと、排出される廃棄物に合わせた事前契約と、マニフェスト(産業廃棄物管理票)管理の徹底を行うことで、委託された廃棄物のトレーサビリティーを確保しております。弊社にて中間処理した後の再生先、最終処分先などの出荷先とも事前契約を取り交わし、最終処分場の実地確認も行うことで、中間処理後の廃棄物が適正に再生及び最終処分されている状態を確認しファイリングするなど、管理体制を徹底しております。より多くの排出事業者様に信頼して産業廃棄物処理を委託していただけるよう、引き続き努力して参りますのでよろしくお願いいたします。