2019年04月01日
お知らせ
藤枝営業所通信 『2019NEW環境展と廃プラスチックをめぐる動向』
3月12日から15日に東京ビッグサイトで開催された「NEW環境展2019」に、弊社もRPF製造、会社紹介に関するブースを出展させていただき、私たち藤枝営業所の二人もブース対応いたしました。ご協力、ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
弊社が産業廃棄物処理業者としてブース出展していたこともあり、ご来場いただいた同業者の方々といくつか情報交換させていただきました。その中でも、廃プラスチックの処理に関するご相談やお互いの処理動向の確認などが多くあったように思います。
全出展者様のブースを一周した実感としましては、プラスチックの処理に関連した処理機械の製造業者、収集運搬業者、処理業者などの様々なステークホルダーの出展があり、その数も多かったように思います。今の日本の産業廃棄物業界、環境ビジネス業界において廃プラスチックへの関心がより高くなっている事を実感しました。
また3月のニュースでは、日本政府がバーゼル条約の規制対象に「汚れた廃プラスチック」を加える改正案を、4月にスイスのジュネーブで行われる締約国会議においてノルウェーと共同提案することが発表されました。6月に大阪でG20が開催されることも有り、廃プラスチック処理適正化への積極的な姿勢を打ち出していくようです。現在プラスチックはPVCを除いてバーゼル条約の対象外でありますが、今回の提案により廃プラスチックに関する取り決めが変化することは明白であり、その汚れの程度に関する議論も必要になるでしょう。
今後世界的に、廃プラスチックを始めとした廃棄物に関する規制は更に厳しくなり、それに伴った廃棄物処理の煩雑化、処分費用の高騰が続いていくかと思いますが、弊社としましても更なる企業努力を重ね、お客様のご要望にお応えできる企業であり続けたいと思います。