第4回  「basketmanの巻」


 “不景気もどんづまりのニッポンで最高のヴェンチャービジネスがなにか、あんたは知っているかい?
 夢も希望もある若いやつがいまだに目を輝かせ続々と参入している業界だ。もちろんそいつはITバブルの崩壊後のコンピュータ関連ではない。最先端のソフトウエアやネットワークは必要ないのだ。それどころか理工系の大学をでていなくても平気だし、キーボードのブラインドタッチなどなんの役にも立たない。
 大切なのは舌とセンスと根気だけ(どんな仕事でも続けていくには多少の運は欠かせない)。開業資金だってたかがしれてるし、ごく少人数でもスタートは切れる。人生逆転の一発勝負が狙える旬の職種だ。
 こたえはなんと、ラーメン屋。”
(著:石田衣良 池袋ウエストゲートパークW 電子の星収録 東口ラーメンラインより引用) 。

 この文章が世に出たのは2002年12月。現在から13年と1/4年程前です。それでも、現在も似たような状況だと言えるのではないでしょうか。ラーメン屋においては。
 条件は昔よりシビアになったかもしれません。オープンしてもすぐに消えてしまうお店も多々あります。でも、人気店になれれば仕事としてちゃんと成立するしサラリーマンより稼げる!そんな夢のある仕事には変わりありません。

 なぜこのようなことをこのコラムで書いているのか。それは今後の可能性を広げる為に他なりません。実は私、独立してラーメン業界に参入しようと…嘘です。リサイクルクリーンの今後の事業の展開として、ラーメン業界への参入を示唆しているのです。

 リサイクルクリーンという優良認定を受けた健全経営の会社(の資本)を屋台骨として、味の試行錯誤を繰り返し試作に思索を重ねて作り出す究極のラーメン。今個人的に大注目のアゴ出汁を私は推奨します。煮干し出汁も捨てがたいですが。やはり組み合わせと配合の度合いを研究するしかないですね。そして対をなす動物系のスープ(味は未定)。スープに合わせるのはこだわりの醤油ダレと塩ダレ。もちろん麺にもこだわりましょう。そしてメニューには魚介系と動物系を合わせたWスープも!その圧倒的な旨味を前面に押し出した強気の営業戦略。店舗の拡大、コンビニエンスストア・量販店向商品の開発、FC事業の導入、気付けばメイン業務をラーメン屋が担うことに…!
というのは妄想ですが、今後のリサイクルクリーンの展開としては面白いのではないでしょうか。いかがですか?全部冗談ですよ。

 今回の与太話(ルビはコラム)に登場した煮干し出汁を使ったラーメンを食べるなら、静岡県西部では浜松市中区高丘東にあります『麺匠 独眼流』、静岡県中部では藤枝市にあります『ちっきん』がオススメです。Wスープのラーメンを食べるなら、静岡県西部では浜松市中区高林にあります『浜田山』、静岡県中部では静岡市街中にあります『矢吹』がオススメです。

静岡県西部では浜松市中区高丘東にあります『麺匠 独眼流』 静岡県中部では藤枝市にあります『ちっきん』

静岡県西部では浜松市中区高林にあります『浜田山』 静岡県中部では静岡市街中にあります『矢吹』

 さて、くだらないことをつらつらと書いてきましたが、今回の営業部持ち回りコラムの担当は私、ラーメンマ…間違えました。basketmanでした。
 次回は満を持して営業部のトップ、営業部長にご登場願います。お楽しみに。