2021年10月04日
お知らせ
労働災害
最近、廃棄物処理業者の火災や労働災害の発生情報をよく耳にします。気になったので調べてみると一般・産業廃棄物処理業の度数率(100万延実労働時間当たりの労働災害による死傷者数)は6.95強度率(1,000延べ実労働時間当たりの労働損失日数)0.48と全産業の中で一番高い数字になっていました。
どこの廃棄物処理業者も健康診断(石綿も含む)、雇い入れの時の安全衛生教育、特定業務の資格取得、衛生管理者、産業医の選任など労働安全衛生法(労働災害の防止のための危害防止基準の確立」や「責任体制の明確化」「自主的活動の促進」などの総合的・計画的な推進により、目的の達成を図る法律)に基づき対応していると思いますが、実際にこれらを守っているからと言って必ずしも事故が減るものでは無いと思います。
やはり大事なことは、大事故を起こさないようにするために「基本作業の徹底」「情報共有を行い早期対応」「危ないと思ったらすぐに注意する」を皆で徹底し継続することが大事だと思います。廃棄物業界はリサイクルという意味で今とても注目されている業界です。リサイクル技術の進歩だけでなく事故が少なく安心安全に働ける職場としても注目される業界に変わって行けたらと思います。