2017年09月04日
おしえてクリンちゃん
クリンちゃんの廃掃法豆知識
5月の終わりに田植えをした稲穂も実をつけ秋を感じさせる季節になってきました。
山間地での米作りは大変です、8月も終わりの日曜日の朝、水を田にはるため家の前の田んぼに行くと田んぼの中の稲に一筋の誰かが歩いたような後が、ついに奴が米を狙い始めたのです、「そう猪君」です。毎年の事ではありますがこれからがやっかいです、早々に電気柵の準備です、多くの方が一年中電気柵をそのままにしていますが、私は必要な時だけ柵を施工します、面倒くさいのですがどうも柵をそのまま残しておくと農作業や草刈に邪魔になるような気がして稲刈りが終われば撤去してしまします。
ここまで丹精して育てたお米を食べられてしまうのは悔しさだけが残ります、今は自分で育てたお米を孫娘に食べさせるのが米作りを維持すための活力減となっています、あと少しがんばらなければ、夜には家の中で寝ている愛犬は何の役にもたちません。
さて、2016年2月に締結した水銀に関する条約「水俣条約」も2017年8月16日についに発効されました、今後どのようになるのか運用面での詳細が不明確ではっきりとは分かりませんが身近な水銀使用製品である蛍光灯、電池、水銀体温計、水銀式血圧計など多くの商品が対象となっています。
特に身近な蛍光灯の処分に関して弊社では既に適正処理に向けての対応をしております、蛍光灯収納用の専用容器を用意し運搬途中の破損を防ぐ対応もしております、処分先に関しては提携している処理業者様に運び込み適性に処理されております、今後まますます廃棄物処理法の排出事業者責任が重要になってまいります、改正された廃棄物処理法の概要を皆さんに詳しく説明できるように詳細を確認しておきますのでお困りの節はご連絡お待ちしております。
話は変わりますが8月25日の金曜日、静岡県産業廃棄物協会西部支部に処理業者として加入している企業数社で処理業者懇談会をアクトシテイ浜松コングレスセンター会議室にて行いました。
普段は同業他社さんと事業運営や廃棄物処理法の法律の運用、解釈等に関して話し合う機会がめったにない業界です、今回のような懇談会は大変貴重な機会と思い参加させて頂きました。懇談会には、浜松市廃棄物対策課各係りの担当者の方達もお見え頂き、支部長を含め15名程の参加者で懇談会をしました。3件程のテーマを設け普段疑問に感じている廃棄物処理法の解釈、優良認定制度の優遇処置、適正処理費の確保等についての現状や今後について活発な意見交換を行いました。
この懇談会の中で得られた意見としては、どの会社の方も一様に排出事業者様から見て安心できる企業としてお付合いして頂くためには何が必要なのか多くの意見が交わされました。処理業者として遵法の精神の基に同業者間で切磋琢磨して事業運営をしていく事が大事であり、常に行政とも相談し適正処理に努めて行く事の重要性を再認識した懇談会となりました。
また、2回目が開催されるのかは分かりませんが、このような懇談会の席は定期的に設けて廃棄物処理に係わる企業としての地位向上に努めて行きたいと決意も新たにした会合となりました。