2018年03月05日
おしえてクリンちゃん
クリンちゃんの廃掃法豆知識
季節は春に向かっているのでしょうか、梅の開花も感覚的には例年よりも遅い気がします。楽しみにしている「フキノトウ」もまだまだ芽を出していません。この様子だと桜の開花も遅くなるのでは・・・。でも楽しみは待っている時間も楽しいものです。多少の遅れは気持ちを高ぶらせてくれるので却って良いのかもしれません。
さて、先月も掲載しましたが教育訓練年間計画表に沿っての教育訓練が社内及び外部の方の力を借りてスタートしています。2月中頃には本社・第二工場勤務の構内作業員を対象にした、弊社顧問による廃棄物処理法初歩講座を平日の勤務終了後に行い、月末の土曜日には部門長を対象にした勉強会を開催しました。勉強会のための資料作成から会場の設定、一人では難しい事も苦労する事もありますが、講師をしている自分も多くの事を学ぶ事ができる場所を与えて貰えた事には感謝です。
今回は部門長勉強会にも上げました「エコアクション21」に関して簡単ですが掲載してみたいと思います。エコアクション21は、環境省が策定した日本独自の環境マネジメントシステム(EMS)です。弊社では以前取得していたISO14001からエコアクション21の認証取得に2012年4月に変更しました。一般に、「PDCAサイクル」と呼ばれるパフォーマンスを継続的に改善する手法を基礎として、組織や事業者等が環境への取り組みを自主的に行うための方法を定めています。
PDCAサイクルを効果的に運用しエコアクション21を継続的に運用、見直しをするために弊社では、毎月リーダーを中心にエコアクション21推進会議を実施し社員への周知活動に取り組んでいます。これはエコアクション21に携わっている者だけではなく各部門の部門長、課長、主任、一般社員の方達にも広く参加して貰うためです。
また、弊社では廃棄物処理法の優良認定制度による優良認定を取得しています。
※収集運搬:平成27年12月取得、処分業:平成27年10月取得(静岡県、浜松市)
優良産業廃棄物処理業者認定制度は、通常の許可基準よりも厳しい基準をクリアした優良な産廃処理業者を、都道府県・政令市長が審査して認定する制度です。更新期間7年間の優良認定業者として認定されるための基準は、「実績と遵法性」、「事業の透明性」、「環境配慮の取組」、「電子マニフェストの活用」、「財務体質の健全性」の5項目です。
5つある基準のうち「環境配慮の取組」としてISO14001やエコアクション21等の認証を取得することが要件となっています、弊社では以前ISO14001取得していましたが全社的に取組むことができる、エコアクション21の認証取得に2012年4月に変更しました。今後も毎月計画されている勉強会を継続し実りあるものにして会社全体のレベルアップを図って行きたいと考えています。