2020年05月11日
お知らせ
再生資源の輸出に影響
世界中で猛威を振るう新型肺炎コロナウイルスの感染拡大を受け、アジア諸国でも移動制限やロックダウンの動きが広まっています。そんな中、日本からの再生資源の輸出に影響が出始めています。マレーシアは古布や廃プラの輸出先、古紙の輸出量の多いベトナム、インドネシアも今後都市封鎖の流れになりつつあり、世界のサプライチェーンで成り立ってきた再生資源のリサイクルシステムは、輸出先国のコロナ対策によって崩壊しつつあります。
東南アジア諸国は医療崩壊を避けるために早々に非常事態宣言、ロックダウンに動き、現地の製紙工場や再生リサイクル工場の操業がストップ、港湾機能が停滞する事により発生国からの輸出も止まり始めています。今後の古紙輸出への影響を注視していかなければいけません。感染拡大により日本でのロックダウンもあり得る状況になりつつあります。必要不可欠な場合のみ外出可能になってもスーパー、飲食店、が営業すれダンボール、一般廃棄物は排出されます。最悪回収作業が出来なくなる状態も考えられますが、回収作業が出来る以上は作業員の安全確保など危機管理が必要になってきます。みなさんもコロナウイルス対策をしっかり取り組みましょう。