2021年04月05日
お知らせ
桜台工場RPF施設稼働
昨年から行われていました桜台工場RPF設備の入替工事が終わり、2月16日に完了検査も無事終わりました。これで袋井RPF工場、大川工場とあわせて3工場の稼働となります。今更と思う方もいるとは思いますが少しRPFについて説明したいと思います。
RPFとは産業廃棄物から出る廃プラスチック類と再生困難な紙くずを主原料とした固形燃料で、石炭やコークス等の代替品として製紙会社、セメント会社、製鋼会社で多く使用されています。そしてその固形燃料の特徴は①石炭価格よりも1/4程度安価②石炭より灰化率が低い③高カロリー④安定した品質を製造できる⑤化石燃料の削減、CO2削減など地球温暖化に寄与などがあります。
このような価値ある固形燃料は国内で150万tほど流通しています。弊社では少しでも多くの固形燃料を製造し環境負荷の削減に貢献したいという思いで新しい設備を導入しました。その新しい設備は破砕機が4.5t/h、成形機が3.1t/hになります。また作業環境の改善も考え廃棄物の搬送は空送で行っていて工場見学もしやすくなっています。排出事業者様で処理費の削減やリサイクルなど考えていましたら是非お問い合わせ下さい。お待ちしています。