2021年05月10日
お知らせ
プラスチックの処理ならお任せ
皆様、「2050年には海にいる全ての魚の重量よりも、海に流れ出たプラスチックゴミの方が重くなっている」と予想されている事はご存知でしょうか?まず、衝撃を受けたのは年間約800万トンのプラスチックゴミが世界の海に流れているということ。とても驚きでした。
海を漂流する物の表面には、海水に溶け込んでいる汚染物質が吸着するのですが、特にプラスチックゴミは着きやすく、そのゴミを海洋生物が食べ、食物連鎖、生物濃縮によって、今後蓄積されていくと人体への影響も出てくるのではないかと言われています。こうした状況に対し、対策はどう進んでいるのでしょうか?
日本は「2030年までに使い捨てプラスチックの排出を累積25%抑制する」などとする「プラスチック資源循環戦略」をまとめました。その具体策の一つとして「レジ袋有料化」です。有料化によって必要のないプラスチックを抑制する狙いがあります。
しかし新型コロナウイルスの影響で使い捨てプラのニーズが増加。世界的に使用が急増したマスク素材である不織布は「ポリプロピレン」などのプラスチックを使っています。またフェイスシールドや持ち帰り食品の包装など様々な場面で、プラスチックの便利さが再認識されています。その結果、経済活動が大きく冷え込んだ中でも、今年4月のプラスチック生産量は包装用フィルムや食品トレイなどの素材で前年同月比が増加しているのです。こうした状況に加え「バーゼル条約」の輸出入のさらなる強化により国内に多くのプラゴミが蓄積する状況が生まれていきます。
当社では廃プラスチック類をRPFという固形燃料に変えることができます。現在、袋井RPF工場、桜台工場、大川工場の3工場でRPFを製造しております。プラスチック処理にお困りでしたら、ぜひ一度お問い合わせください。