2021年05月10日
お知らせ
トラック業界の現状と課題
トラック業界は近年、人手不足が深刻化しています。これらは、産業廃棄物の排出事業者にとっても他人事ではありません。例えば、ドライバーの数が減ったことにより、以前のような頻度で収集運搬の手配ができず、廃棄物を指定外の置き場所に仮置きした結果、保管基準違反に問われたという話もあります。トラック業界の現状を把握し、今後排出事業者側にどのようなリスクが発生するのでしょうか?
厚生労働省の統計によると、道路貨物運送業の賃金水準は全産業平均に比べて低い水準で推移しています。またその一方で、トラックドライバーの年間労働時間は、全産業平均と比較して長時間となっています。トラック業界の現状から、今後排出事業者に起こるリスクをみると、これまでのような収集運搬手配が困難になることが予測されます。どのように防ぐか?平常時に複数の収集運搬会社が手配できる体制を整えておきましょう。この機会に、一度、現在取引のある収集運搬会社の状況を確認してみましょう。