2017年11月06日
最近の業界動向
中国の輸入規制本格化(廃プラ全般)
中国の輸入規制本格化(廃プラ全般)
皆様もご存知のように、7月18日、中国環境保護部は、世界貿易機関(WHO)に対して、2017年末までに生活系のプラスチックなどの輸入を停止する事を通告しました。輸入禁止の対象は「生活系プラスチック」「各種のスラグ」「未選別の古紙」「動物毛や綿、人工繊維(製品)」に大きく分類されております。「生活系プラスチック」には「PEくず」「複合フィルム」「PSくず」「廃PET、プレス系」「その他プラスチックくず」「ディスクの破砕物」などの9種類があげられております。中国は世界の廃プラの7割を回収しているそうです。日本から輸出ができなくなり、行き場の失った廃プラスチックはどうなるのでしょうか?
弊社では3工場(袋井RPF工場・桜台工場・大川工場)において、「廃プラスチック」等の可燃系廃棄物を利用した固形燃料RPFを製造しております。製造能力は3工場合計で212トン/日と処理能力県下最大級の固形燃料製造施設です。固形燃料RPFの販売先も静岡県内並びに近県の大手製紙会社で完全地産地消を実現しています。
受入れ価格は25円/kg~となります。(引き取りの場合は別途収集運搬料金が発生します)
「廃プラスチック類」の国内リサイクルをお考えのお客様、弊社営業部まで思い合わせ下さい。
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RPFとは…Refuse derived paper and plastics densified Fuel の略称であり、主に産業系廃棄物のうち、マテリアルリサイクルが困難な「古紙」及び「廃プラスチック類」を主原料とした高品位の固形燃料です。RPFは、石炭やコークス等、化石燃料の代替として、大手製紙会社、鉄鋼会社、石灰会社など多くの産業で御好評をいただいております。