2023年03月19日
RPF
浜松市西区RPF材のお持ち込み & 日本経済新聞記事
いつもお世話になります。
㈱リサイクルクリーン 寺田です。
先日、浜松市西区内の大手ガラス加工会社様からお問い合わせを頂き、下見にお伺い致しました。
『板ガラスがメーカーから送られてくる際に付いてくる緩衝材等が、今まではメーカーが引き取ってくれたが引き取ってくれなくなるとの事で困っている。安く処分できないだろうか?』
傷や擦れ防止の為にガラスとガラスの間に挟まれてくるクラフト紙です。
水色のビニール袋に入っている物です。ガラスの周囲に使う緩衝材、発泡スチロールです。建物解体材にあるようなモルタル等の異物付着はありません。
透明のビニール袋とその下のトンパック(フレコンパック)に入っている物です。ストレッチフィルムです。トラックの荷台上で荷物が動かないように固定する大型のラップです。
いずれも弊社で製造しているRPFの材料に適合しておりました。
こちらがRPFです。石炭の代替燃料として製紙会社のボイラー等で使用されます。適合する材料には、可燃物で不燃物を含まない物、鉄製の煙突を錆びさせないように塩素や硫黄を多く含まない物等の条件があります。発泡スチロールやストレッチフィルムはプラスチックであり燃焼時のカロリーが高い為、特に有用です。
従来の埋め立て処分等ではなく熱源としてのサーマルリサイクルになり、また石炭と比べると燃焼時の二酸化炭素排出量が33%少ない等、RPFは地球環境に優しい製品であります。
RPF材であれば処分費が安くなる事を説明して即 弊社ご利用をお決めくださいました。収集運搬費の説明をしたところ、自社トラックが空くタイミングがあるからその時に持ち込むよとのお話になりました。
契約を取り交わさせていただき、既に数回お持ち込みくださっています。有り難うございます。
お持ち込みが大好評です。こちらは西区の桜台工場のパンフですが、弊社全8工場で承っております。是非ご利用ください。
RPFと言えば、先日弊社 藤城社長がブログにアップしました。 そのブログはこちら。
3月15日の日本経済新聞の記事です。環境に配慮される方々や企業経営者の方々に是非ご一読いただきたい内容です。
ウクライナ危機で石炭が高騰している、石炭は二酸化炭素排出量が多い。環境省は、石炭の代替燃料としてRPF利用を進める為に、燃料に石炭を使用している企業に対して、RPFに切り替える為の設備導入費を補助するとの内容です。
環境省はRPFに移行させる事により、①企業の燃料調達コスト削減、②二酸化炭素排出量削減、③埋め立てに回る廃プラの削減、以上を目的としています。理に適っています、立派な政策です。
RPFがさらに必要とされる時代になったと言えます。
ご相談・お問い合わせ お気軽にお寄せくださいませ。お待ち致しております。
営業部 寺田
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