2020年02月03日
おしえてクリンちゃん
クリンちゃんの廃掃法豆知識
2020年、新たな年を迎え早一ヶ月を過ぎようとしています。今年も年初に計画する教育訓練年間計画を立てなければいけない時期となってきました。第34期は2019年5月から2020年4月までの期間です。ここで、今期の経営目標をお浚いしておきます。
数字目標は「売上目標60億円」「経常利益目標7億円」「リサイクル率88%」「処分料金比率18%」と非常に高い目標数値を設定しています。また部門長が達成しなくてはいけない一年間の経営方針は以下の5項目に設定されています。
①「顧客満足の追求」
②「処分料金の削減・リサイクル率の向上」
③「社員教育の徹底」
④「過信・慢心の排除」
⑤「事業継続計画(BCP)の策定・実施」
この中で今期私が担当している経営方針の項目は、②「処分料金の削減・リサイクル率の向上」と③「社員教育の徹底」です。
処分料金の削減・リサイクル率の向上に関して、排出事業者様から排出される廃棄物の組成の変化等により廃棄物をリサイクルへと転化できるものが少なくなっています。この廃棄物をどの様にリサイクルし循環型社会に貢献していけるのかが課題となりますが、処理業者の技術が追いついていないことも問題ではないでしょうか。しかし外部要因と言える最終処分場の料金の値上げも上げられます。
それと、昨年中途半端に終わってしまった分別方法の統一ができていない事もリサイクル率が目標数値に届かない要因であることも明確です。今期はこの課題を解決できるように教育訓練計画の中に盛り込んで行きたいと考えております。
社員教育には終わりがありません。一度教育訓練をしたから全ての人が覚えてくれたとは言えません。何度も同じ事を繰り返し教育し身体に染み込ませていくことが重要です。また一年間高い目標を目指して二つの課題に取り組んで行きます。