2017年08月04日
おしえてクリンちゃん
クリンちゃんの廃掃法豆知識
蝉も盛りに泣き、季節はすっかり真夏となりました。毎日が蒸し暑く体力は落ちるばかりです。でも体重が落ちないのは如何してなのか。年をとると女性も男性も永年身にまとった皮下脂肪が邪魔をしているのか、それとも晩酌の焼酎が原因か・・・この夏を乗り切るためには、よく食べ、よく飲み、よく眠ることを実践して行きたいと思います。
さて、どの業種も同じだとは思いますが、良い人材を確保し採用するまでには苦労します、新規採用の求人を出してもなかなか応募がこない、入社しても直ぐに辞めてしまう、継続して雇用を維持していく事の難しさを痛感いたします。
「企業は人なり」と良く言いますが、どのような決め事を作ってもそれを運用するのは人です、社内教育の重要性が、今、この業界では非常に重要になってきています。産業廃棄物処理業界は、資本金5千万円未満の企業が88.6%、産業廃棄物処理業の売上高が1億円未満の企業が78.8%、従業員数が49名以下の企業が65.5%であるなど中小で零細な企業が多く、このような企業の実態にふさわしい人材育成方の対策が急務となっています。
何故今、人材教育が叫ばれているのか。の業界では適正処理のためのコンプライアンスの重要性、地域社会も含めた広い社会からの信頼を得て、産業廃棄物処理業界が広く社会から認められる企業に成長していくためには避けては通れないものとなっていると考えます。これを踏まえ公益社団法人全国産業廃棄物連合会では、都道府県産業廃棄物協会とともに、産業廃棄物の処理業に従事する者の教育に取り組む体制を現在構築しています。予定されている教育内容としては資格制度の導入があるようです、どのような資格制度になるのかは具体的には分かりませんが、従事する者のモチベーションを高め積極的に仕事に取り組むには非常に良い事と思います。弊社も静岡県産業廃棄物協会の会員です。後実施が予想される各種の教育研修会や資格取得の試験には積極的参加できるように会社に進言して行きたいと考えています。
既に弊社では、社内にいくつかの委員会を設置し社内教育に取り組んでいます、「5S員会」、「コンプライアンス委員会」、「安全運転管理者委員会」、「安全衛生委員会」、「各種設備・車両の勉強会」等です。普段分かっていると思い込んでいる事も研修会等を開催すと再認識する事は非常に多い事に気がつきます。私も微力ですがこのような会の手助けをして、少しでも社内の活性化に繋げていければと考えています。教育は先の見えないもの。継続していく事が重要です。成果を皆様にご報告できるまで楽しみにお待ちください。