2017年02月18日
おしえてクリンちゃん
廃棄物適正処理説明会
2月16日の木曜日、浜松市と静岡県産業廃棄物協会の主催による
「平成28年度 産業廃棄物適正処理に係る説明会」がアクトシテイ浜松
中ホールを会場に実施されました。
この、説明会毎年人気が高く700名程の参加者があります、説明会は2部構成です
1部では、浜松市環境部廃棄物対策課による「PCB廃棄物の適正処理の推進について」
でした。
PCB(ポリ塩化ビフェニル)含有機器の適正な処理に向けてと題して、
PCB含有の機器とはどのようなものがあるのか、また、それはどのように
処理を委託すればいいのか、多くの皆様が漠然と理解している事を写真付きの
資料をもとに分かりやすく説明がありました。
また、PCB特措法の改正があり、その改正内容の説明もあり、普段ネット等で調べても
理解しにくい点を、言葉として説明してくれたことは、多分参加者の方々もよく理解
出来たのではないでしょうか。
これから、有害廃棄物処理を取り巻く環境はますます厳しくなってくるものと考えます
PCBはもとより、水俣条約に伴う廃蛍光灯の水銀処理の問題もしかりです。
廃棄物を取り扱う者もこれからは、情報収集と勉強が欠かせないものとなってくることは必然です。
休憩を挟んで2部では、「行政書士エース環境法務事務所」代表の尾上雅典氏を招いて
の特別公演があり、「排出事業者責任の本質と実務上の注意点」と題して、普段は委託業者任せの
廃棄物処理の盲点と排出事業者自らが廃棄物処理には責任を負わなければいけないこと、適正な処理
金額にて廃棄物の処理を委託することの重要性をお話しくださいました。
排出事業者の方には、耳の痛い事柄もあったかとは思いますが、排出事業者だけではなく処理業者に
おいても、「順法の精神」に沿って事業を営む事の必要性が理解できた公演でありました。
今後も弊社は、お問い合わせを頂いた時に適切な受け答えと提案ができるようにしてまいります、
排出事業者の皆様と共に廃棄物の適正処理に努めてまいります。