2019年01月26日
お知らせ
弊社袋井工場で発生した火災事故の詳細についてのご報告
弊社袋井工場で発生した火災事故の詳細についてのご報告
平成31年1月19日未明に、発生した火災事故におきまして近隣住民の皆様並びにお客様、お取引先様をはじめ多くの関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
火災発生後の消防署並びに警察当局による現場検証が終了いたしましたので、詳細についてご報告申し上げます。
記
1、発生日時
2019年1月19日(土曜日)午前3時50分頃に工場棟内部より火災発生を知らせる警報が警備会社に入る。(出火時は全ての設備が運転停止中)。
警備会社が遠隔カメラにて確認したところ、処理後廃棄物置場のコンテナ保管してある廃棄物より炎を確認したため直ちに袋井消防署に通報。
消防署は直ちに出動態勢を整え出動し現場には午前4時30分頃に到着し地元消防団の各分団と共に消火活動を開始し、当日の午前11時2分に鎮火。
2、発生場所
袋井工場中央西側処理後廃棄物保管場所
3、被害状況
処理後廃棄物、工場棟内部の選別設備のベルトコンベアと廃棄物の機械選別機及び付属する制御盤と集塵用ダクト、建物内の電気配線等を焼損。
焼損の全体把握は設備メーカーの現地確認が終了しないと掴めませんが、出来るだけ早期の対応を進めています。
この火災による周辺の生活環境への被害発生は幸いにありませんでした。
火災発生の状況と経過に関して、地元自治会には発生当日、県西部健康福祉センター環境課及び袋井市産業環境部環境政策課にも1月22日午前中に口頭にて報告とお詫びをしてまいりました。
1月23日廃棄物の処理及び清掃に関する法律第21の2第1項の規定に基づき、当廃棄物処理施設において発生した事故の状況及び講じた措置の概要について、静岡県知事宛に事故時措置届出書を提出しました。
4、事故原因
出火原因は、搬入物に混入していた「乾電池」が処分施設で破壊され、処分後保管コンテナ中で発熱・高温化したことと推定しています。(消防署検証結果)
5、対策
再発防止対策については、速やかに以下を実施します。
ホームページ及び営業担当社員を通じて、乾電池等の受入不適物の周知を図ります。
収集運搬業務担当者及び作業担当者に対し、受入不適物に関する教育を行います。
処理施設は初期消火設備としてスプリンクラー等の設置を検討しております。
排出事業者のお客様へのお願い
廃棄物排出の際、弊社との委託契約時に取り交わしている覚書「産業廃棄物排出についてのお願い」の1、処理可能品・不可品一覧②処理不可品(当社中間処理品目でない廃棄物)◎蛍光灯、水銀灯◎乾電池(アルカリ・マンガン)紙筒の電池、ニカド電池、ニッケル電池、リチウムイオン電池◎各種バッテリー、無停電装置、誘導灯等◎引火性・発火性廃棄物(発煙筒、花火、ライター、マッチ)をご参照いただけますようお願いいたします。
搬入時の受入検査・中間検査で発見された場合は、返品または別途料金で処分となりますが、混入が多発する場合はお取引を停止させていただく場合もございますので、宜しくお願いいたします。
この度の火災事故に関して、多くの皆様に多大なるご迷惑をお掛けする事となり、重ねて深くお詫び申し上げます。
今後、皆様の信頼を取り戻すべく、全社員一丸となって取り組んでまいりますので、引き続きのご指導とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
以上