2022年02月07日
メルマガバックナンバー
メールマガジンvol.85
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メールマガジンvol.85
1.社長あいさつ
2.掲示板
3.トピック
4.連載コラム
5.お得な情報
6.編集後記
このメルマガは今まで名刺交換をさせていただいた皆様にお送りしています。少しでもお役に立つ情報を配信しますので是非ご一読いただければ幸いです。配信停止をご希望の場合はお手数ですが末尾のメールアドレスに返信をお願いします。
◇◆ 社長あいさつ ◆◇
春寒の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。
さて、昨年設置・稼働した、弊社桜台工場(浜松市西区桜台)のRPF製造施設ですが、早いもので完成から一年が経過しました。
RPFはRefuse Paper & Plastic Fuelの略で、再利用困難な廃プラスチック類と木くず・紙くず・繊維くず等の可燃性廃棄物から作られる廃棄物由来の固形燃料です。化石燃料の代替えとして製紙会社等で使用されCO2削減に貢献しています。
桜台工場は、浜松市内で唯一のRPF製造施設で生産能力は時間3.5トン、24時間稼働となります。弊社では桜台工場の他に、大川工場(浜松市天竜区大川)時間1トン、24時間稼働、袋井RPF工場(袋井市村松)時間7トン、24時間稼働で廃棄物由来の固形燃料RPFを製造しておりますので、万が一の有事の際にもお客様にご迷惑をお掛けしません。
また、市内発生物を近隣でリサイクルすることによって運送コスト、CO2削減が実現します。
近隣で廃プラスチック等が発生する事業者の皆様、ぜひお問い合わせください。
温度変化の激しい日が続きます。ご健康にはくれぐれもお気を付けください。
◇◆ 掲示板 ◆◇
リサイクルクリーンのリーダー達(工場長、部長)からの案内を掲載します。
1.電子契約について(営業部・佐藤)
新年明けましておめでとうございます。寒い日が続き新型コロナウィルスも蔓延して先の見えない状況が続いていますが、お体には気を付けてお過ごしいただきたいと思います。
一昨年から経済産業省によるデジタルトランスフォーメーション(DX)の促進により産業廃棄物業界でもDXや電子化が求められています。弊社でも電子化マニフェストを促進していますが排出事業者の様々な理由によりある一定数以上は進んでいないのが現状です。電子契約については昨年取り組み始めたばかりですがいろいろなメリットがあるのでご紹介したいと思います。
2.カーボンオフセットについて(袋井工場・山田)
カーボンオフセットは、人間の経済活動や生活などを通して排出された二酸化炭素などの温室効果ガスについて、削減しようと努力をしてもどうしても削減できない分の全部または一部を、植林・森林保護・クリーンエネルギー事業などで埋め合わせすることをいいます。
弊社では、「森づくりC.S.R.トラスト(静岡県西部森づくりC.S.R協働推進協議会)」
に加盟をして「プレンティアの森」を主催しています。
年2回森へ行きどんぐりなどの広葉樹の苗木を植えたり間伐などをして森の整備をしています。
コロナなどの病原菌の無いきれいな森で作業をするのはとても気持ちがよく自分が育てた苗が成長していることが毎回とても楽しみになっています。
3.設備メンテナンス(大川工場・鈴木)
大川工場では1月に、RPF製造に使用している一軸破砕機の大規模メンテナンスを行いました。破砕機の心臓部であるモーター。モーターの回転速度を減速し、トルクを出力する減速機。破砕機のメインである刃がついたローター軸を交換しました。
4.建設汚泥処理について(磐田工場・麻生)
今回は、前回の投稿に引き続き建設汚泥の処理について説明します。
リサイクルクリーン磐田工場の建設汚泥の許可は改質固化です。
簡単に説明すると粒の石灰を混ぜ水分を飛ばすという処理です。
処理前保管場所になっている受入れピットにて汚泥を受入れ、バックホウにて二次ピットへ移動しスクリーンを通し大きな石を除去します。その後、チューブポンプにて吸い込みキルンへ生石灰とともに投入し攪拌し、水分を蒸発させ性質を変わらせ固化します。
その際の温度は70度くらいまで上がります。
5.(桜台工場・齋藤)
昨年2月より稼働している桜台工場RPF設備に関し12月度の出荷量が過去最高を更新致しましたのでご報告させて頂きます。
直近3カ月での出荷量は以下の通りです。
・10月 580t
・11月 485t
・12月 720t
12月に関し年末繁忙期という事もあり、お客様の元より多くのRPF原料を頂けた事が上記のような結果を生んだ要因であり日頃より弊社桜台工場をご利用頂き感謝申し上げます。
◇◆ トピック ◆◇ いずれも詳しくは営業部まで TEL 053-925-5730
1.SDGsに対する廃棄物業界の関連と取り組みについて(山本達彦)
最近、新聞やテレビでもよく耳にするようになった「SDGs(エスディージーズ)」という言葉。「聞いたことはあるけれど、詳しくは知らない」という方も多いと思います。
「SDGs」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年9月に国連で開かれたサミットにて国連加盟193か国により掲げられた、国際社会共通の目標です。
SDGsへの取り組み方は様々ありますが、今回は当社リサイクルクリーンに関係する『ゴミの取り扱い』に焦点を当ててご紹介します。
2.リサイクルクリーンオリジナル電子マニフェスト運用システム「Remss」(萩尾典之)
お世話になっております。皆さんリサイクルクリーンからのいろいろな広告などですでに使用してくださっている方もいるリサイクルクリーンオリジナル電子マニフェスト運用システム「Remss」の紹介をさせて頂きます。
電子マニフェストは1998年からすでに運用がスタートしているシステムです。それまでは紙マニフェストによる管理が行われいましたが、情報を電子化して、ネットワークでやりとりすることによって、スムーズかつ効率的な運用と管理を実現するために始まりました。
※※ いずれのトピックも詳しくは営業部まで TEL 053-925-5730 ※※
◇◆ 連載コラム ◆◇
1.元産廃GメンKAMAちゃんの「廃棄物ひとくちコラム」 第69回
<措置命令違反による逮捕>
令和3年1月13日付け朝刊に以下の記事が掲載された件に関して、経過をお伝えするとともに、私が感じたことを書いてみたいと思います。
「山梨県北杜市に産業廃棄物を放置 会社代表が廃棄物処理法違反で逮捕」
北杜市の会社が市内の2か所に産業廃棄物を放置し、県の撤去命令に従わなかったとして、警察はこの会社の代表を廃棄物処理法違反の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、北杜市の肥料の製造などを行う会社「バイオ・テック・ジャパン」の佐田和彦代表です。警察によりますと、佐田代表は、別の業者※から受け取った産業廃棄物を北杜市須玉町に所有する2か所の土地に放置し、6年前に県が発出した撤去命令に従わなかったとして廃棄物処理法違反の疑いが持たれています。
※別の業者:島田市内にあった有限会社オカムラ 代表者岡村登(現在は廃業)
事件の経過・概要は、以下のとおりです。
1 (有)オカムラは、静岡県知事から許可を受けて、汚泥・動植物性残渣等を受入れ堆肥製造を業務としていましたが、製品の堆肥が思うように販売できなかったことから、平成 26年頃(それより数年前から継続していた模様)に佐田代表と共謀して、山梨県内の土地にそれを搬入し山積みしました。その量は、1万トンを超え、最大積上げ高は5m超に達していました。
◇◆ お得な情報 ◆◇
1.ご希望の物件を親切に探します!「天竜不動産」物件情報
こんにちは天竜不動産です。売土地、中古物件、賃貸物件等ご紹介しています。また、土地・建物の買い取りも行っております。ご相談には費用はかかりません。お気軽にお問い合わせ下さい。
2.クルマのことなら何でもお任せ!「協同センター」在庫情報
浜北区於呂の杏林堂隣で新車・中古車販売をしています。展示車情報・カスタムカー・イベント情報キャンペーン情報など配信していきます。また皆様のご来店を心よりお待ちしております!
◇◆ 編集後記 ◆◇
学生の頃から新聞を読む習慣はありながら、新聞に掲載されている連載小説を読むことは今までありませんでした。毎日少しずつ読むという行為に何となく面倒臭い感覚を持っていたのですが、日経新聞の夕刊に現在連載中の「諸葛亮」は初めて読み続けています。言わずと知れた三国志最大のヒーローをどういう解釈で描くかと興味を持ったからです。今のところは諸葛亮(孔明)幼少時の生い立ちと平行して三国志前半のあらすじを時代背景として語りながら淡々と進んでいて、三国志を未読の方には少々骨かもしれません。
歴史好きでも歴史小説好きでもないので、三国志を初めて読んだのは40歳頃と奥手でした。その時思ったのは、もっと若い頃に読んでおくべきだったということです。三国志の面白さというよりは、様々な故事や言葉が三国志に由来していることを知り、その知識の有無が教養の差と言えるものと思ったからです。もっとも中国人の物事の考え方を理解するには三国志や水滸伝を読むこととも云われますが、必ずしもそう思いません。日本で多く読まれている吉川英治の三国志(私が読んだものそれ)はあくまで日本化されたものですし。
私は三国志を教養と呼べるまで広く定着したものと考えるというだけで、そもそも好きではありません。何故ならその読後感は「よくも人を裏切り、殺し、おびただしい人が死ぬ」ですから。しかしそれを中国人の人権感覚や政治的発想と結び付けようとも思いません。日本の武士や武家というものも元来似たようなであり、平和な徳川治世にあって儒教を基盤とした「武士道」として後付けの道徳的枠組みに嵌め込まれたにすぎません。まして司馬遼太郎の美化された歴史観が日本人の精神性とイコールとも思いません。国家観や精神性と切り離し通俗的エンターテイメントとして割り切って楽しむものと考えますが、如何。
★発行人:株式会社リサイクルクリーン
★発行責任者:坪井潤 j-tsuboi@recycle-clean.co.jp
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