2020年03月02日
お知らせ
空き家の解体工事に助成金
藤枝市では、耐震性の劣る空き家の解体・除却に対して、解体・除却費用を助成します。
(藤枝市ホームページhttps://www.city.fujieda.shizuoka.jp/より引用)
地方自治体によって差はありますが、空き家の解体工事や倒壊の危険があるブロック塀の除却工事に対して助成金を交付しているところがあります。今回は一例として藤枝市の助成金についてご紹介させていただきます。
藤枝市の制度の名称は『藤枝市空き家解体・除却事業費補助金』と言います。制度の対象者は、藤枝市内に空き家を所有されている方又はその相続人です。制度の対象となる空き家は、
①昭和56年5月31日以前に建築された建築物又は工事中であった建築物
②耐震診断の結果、倒壊の危険性があると判断されたもの
③人が居住していない住宅又は居住しなくなる予定の住宅
上記の条件に加えて、
④空き家が存在する敷地内にある全ての建築物の解体・除却が必要
⑤解体業者との契約・工事着手前の申請が必要
上記の注意点があります。この制度を利用すると、解体費用の23%以内で限度額30万円の助成が受けられます。注意点の⑤に解体業者との契約・工事着手前の申請が必要とありますので、助成金の申請をお考えの方は御見積の際にご相談いただけると話がスムーズに進むと思います。
今回は藤枝市の制度についてご紹介させていただきました。建物がある地方自治体によってはこの様な制度がありますので、解体工事をご検討中の方は一度自治体のホームページをチェックしてみるといいかもしれません。制度の利用にあたって書類をそろえるのにどうしたらいいのかわからない、そもそも利用できるのか等、お困りの場合は助言をさせていただくことはできますので是非お気軽にご相談ください。