2020年04月21日
RC造解体
旧O食品工場解体後の井戸引き抜き工事
今回は、磐田市小中瀬 にある旧O食品工場解体後の井戸引き抜き工事を、紹介致します。
解体現場は、磐田市小中瀬にあった旧O食品工場さんの井戸引き抜きです。
昭和50年の設置と聞いております。
早速、現場に向かい水糸に重し代わりにナットをつけて、井戸の中へするすると、落ちていき底に到達すると
水糸の張りがなくなりだらだらと、ここで水糸の張りを治し、ひとひろ、ふたひろと巻き上げを開始して、
57ひろ目でナットが地上に、約103m。
ここから、井戸引き抜き業者からの専門知識を得るための聞き取り調査開始。
ここの場所は、海や川が近いため地上から水脈まで高さが数メートルで到達できる。
しかし、良質な水脈が出るまで、井戸を掘るので実際は、やってみての作業となるとのこと。
今回は、引き抜き作業について施主への了解が必要となる。
設置からの年数も約50年とかなり鋼管の腐食が進んでいると予想されるので、すべてが抜けないことが
あり残置する可能性が大であること。
良質な水脈まで到達するまでに、何か所かの水脈を通過すると、そこの部分で腐食が発生し、折れて、残置となる。
実施の前には、もちろんお祓いを行い、引き抜き作業へ!
鋼管口径は、約φ200、肉厚5mm、
準備工として、口部分の周囲を人力で掘削し、解体時に変形した口を大型重機にて整え、引き抜き用のアタッチメントを溶接した。
続いて、油圧式可変超高周波ユニット、無振動バイブにて引き抜きを開始した。
結果として、設置した鋼管が1本あたり約5mにて、継ぎ溶接作業のところで、離れ引き抜き作業完了となった。後作業は、埋め戻し作業として、息抜きパイプの設置、砂や山土による埋め戻しを行う。ここで更に予想されることが自噴するのではないか?自噴を止めるには、比重の重いもので埋め戻しを、行う必要があり、
今回は砂と砕石にて埋め戻しを行った。
後日確認を行ったが、自噴の恐れは、ないと思われる。
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今回に記事担当は、乗松 敬享です。